連載恋愛物語– category –
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第10話 借りものじゃない言葉で、はじめて伝えた恋
こんにちは、みゆです。とうとうここまで来ちゃった。震える手で颯太に「ちゃんと話したいことがある」って送って、二人の河川敷で会う約束をした、前回。 子どもの頃から、何かあるといつもこの土手だった。だからこそ――今日は、逃げないって決めてきたの... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第9話 誰かじゃなく、自分に「頑張れ」を言えた日
恋の応援団長を名乗ってきたわたし、みゆ。なのに自分の恋になると途端にポンコツで。颯太を突き放したり空回りしたり、ぐるぐる迷ってばっかり。でもね、母の言葉と幼い日の記憶が、ようやくわたしの背中を押してくれたの。 朝、目が覚めた瞬間に思った。... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第8話 応援団長・みゆの原点、あの日交わした約束の話
颯太の前で空回りして、いちごミルクを落として、頭までぶつけて。「変じゃない」って突き放しちゃったあの日。颯太のちょっと寂しそうな横顔が、ずっと胸に刺さってた。 逃げてるのは、ほんとはわたしのほうなんだよね。それ、もう分かってる。分かってる... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第7話 空回りが爆発した日、気づいた本当の気持ち
あかりちゃんに「応援してほしい」って言われて、笑顔で受け流しちゃったわたし。応援できない自分が、ほんとに嫌で。でもね、それって本気の証拠なんだって、少しずつ分かってきたところ。 ……うん、分かってはきたんだけど。問題はここから。気持ちを認め... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第6話 応援団長のはずが、素直に笑えなくなった夜
前回、わたしはやっと決めたんだ。比べて落ち込むのはやめて、まず自分の気持ちをちゃんと認めようって。颯太を好き――そう、初めて自分に正直になったところだった。 ……でもね。そんな決意、こんなに早く試されるとは思わなかったんだよ。 * * * その... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第5話 現れた新キャラ、あかりちゃんに揺れる心
颯太を好きって自覚しちゃって、いつもみんなに言ってる「行動あるのみ!」が全部ブーメランで返ってくる毎日。理屈はわかるのに、足が一歩も動かない。あなたも、そういう「わかってるけど無理」ってあるでしょ?わかる〜! そんなある日、わたしの恋に黒... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第4話 人に贈った言葉が、そのまま自分に返ってきた午後
前回までのあらすじ。ちなに「それ、完全に恋じゃん」って一刀両断されて、わたしはついに颯太への気持ちを自覚しちゃったの。人の恋はプロなのに、自分の恋はド素人。認めた途端、なぜか胸の奥がそわそわして眠れなくなったんだよね。 でね、自覚したから... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第3話 胸のざわめきの正体を、まだ言葉にできない
前回、練習帰りの颯太を見てなぜか胸がドキドキ。いつも通りに笑えなくなって、別れたあともずっと鼓動がうるさかった。「なんなのこれ」って、生まれて初めて自分の心の前で立ち止まっちゃったんだよね。 で、今日はその続き。あのね、わたし、まさかの展... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第2話 見慣れた横顔が、今日だけ違って見えた理由
こんにちは、みゆです。わたしね、人の恋を応援するのは得意なんだ。後輩のさやかちゃんの恋も、バッチリ成就させちゃってご満悦! そんなわたしの隣には、いつも当たり前みたいに颯太がいる。幼なじみで、いちごミルクをさりげなく差し出してくるような、... -
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恋愛物語〜みゆの恋〜 第1話 恋の応援団長・みゆ、友達の恋にダイブする
こんにちは、みゆです。これから話すのは、わたしの恋の物語。って言っても、当時のわたしは「自分の恋」なんて、まるで他人事だったんだけどね。 あの頃のわたしは、自分のことを「恋の応援団長」だって本気で思ってた。友達の恋愛相談に乗って、背中を押... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第10話「あの恋がくれたもの」―終わった恋が教えてくれた自分の輪郭
遼との恋を終えて、私は少しずつ自分の『好き』を取り戻していきました。母の言葉や、美月との時間、そしてカメラ。空っぽだった胸に、ゆっくりと新しい何かが芽生えていったんです。 あれから、数年が経ちました。 今の私は、恋愛相談サイト『恋ことば』... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第9話 何もない朝から、もう一度歩き出す
遼との恋を終えたあの日。私は失恋の悲しみと一緒に、ずっと握りしめていた重い荷物を、そっと下ろしたような気持ちでいました。空っぽの胸に、新しい何かが始まる——そんな予感だけを抱えて。 でも、正直に言うと。別れた直後の私は、その「予感」を信じき... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第8話「終わりの選択」―別れを決めた夜、心に残ったもの
連休の夜、わたしはずっと飲み込んできた本音を、ようやく遼にぶつけました。けれど遼は「なんで言ってくれなかったの」と戸惑うばかり。仲直りしたはずなのに、胸の奥はちっとも晴れなかったんです。 あの夜から、わたしと遼の間には、目に見えない薄い膜... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第7話 涙でほどけた「ごめんね」、二人が選んだ再会の朝
カメラを手にして、私はやっと「これが好きだった」と思い出しました。でも、それを誰かに伝える勇気はまだなくて。心の奥には、行き場のない想いだけが溜まっていったんです。 そして、その想いはある夜、思いがけない形であふれてしまいました。 * *... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第6話 鏡の前で立ち止まる、迷子になった心の記録
本音を伝えても「考えすぎだよ」と流されて、私はまた口をつぐみました。受け止めてほしいと願いながら、一番本音を隠していたのは、私自身だったのかもしれません。前回、現在の私はそう振り返りました。 今回は、もう少し静かな話です。誰かとぶつかるの... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第5話 言葉にできないまま、二人の距離が伸びていく
こんにちは、沙織です。前回は、親友の美月に「前の沙織のほうが好きだった」と言われて、ハッとした話をしましたよね。でも私は、それでもまだ「好きだから当然」と、自分に言い聞かせていました。 今回は、そんな私の中で、何かが静かに崩れた夜のお話で... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第4話 親友だから言えた、耳の痛いひとこと
遼との恋に夢中になるうちに、わたしは行きたかった旅行も、嫌だった約束のドタキャンも、笑って飲み込むようになっていました。心の奥には「わたしばっかり」という小さな声。美月に「最近〈仕方ない〉が口癖だよ」と言われて、ちょっとだけドキッとして—... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第3話 喉まで来て消えた本音、その夜の沈黙
大学のサークルで出会った遼さんと付き合い始めて、半年ほど。彼の好みに料理を合わせ、予定も彼を中心に組むのが、いつのまにか当たり前になっていました。「ありがとう」のひと言が嬉しくて、私はもっと、もっと、と気持ちを募らせていたんです。 でもそ... -
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恋愛物語〜沙織の恋、はじまりの場所〜 第2話「ありがとう」がうれしくて|小さな一言が心を動かした日
写真サークルで出会った三つ年上の遼さん。初冬の夜に告白されて、私は付き合うことになりました。「必要とされる喜び」に、当時の私は胸がいっぱいだったんです。 今思えば、その幸せには少しだけ、危ういものが混じっていたのですけれど。 * * * 付... -
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恋の入口で気づけなかった「嫌われたくない」の正体|沙織の恋物語・第1話
好きな人に「してあげたい」と思う気持ち、そのものは間違っていないはずなのに——ふと、相手に嫌われるのが怖くて動いている自分に気づく夜って、ありませんか。 その「してあげたい」と「嫌われたくない」は、恋の入口ではほとんど見分けがつきません。わ...
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