恋ことば物語 ―恋ことばができるまで― ~沙織とみゆ、言葉が出会う日~|目次

恋ことば物語 ―恋ことばができるまで― ~沙織とみゆ、言葉が出会う日~

あらすじ

失恋を経て「自分を大切にすること」を知った沙織。片思いを実らせ「自分の恋にも前を向けた」みゆ。年齢も恋の結末も違う二人は、Xでぽつぽつと綴る“恋ことば”を通じて、顔も知らないまま何度も互いの言葉に救われていました。あの投稿の向こうに、こんな人がいたのです。

ある雨の日、駆け込んだカフェで交わした何気ない会話。他人の恋の話につい口を挟み合ううち、二人はそのやさしさの温度に見覚えを感じて――。傷ついた人にそっと寄り添う言葉と、臆病を越えた人の背中を押す言葉。正反対の“恋ことば”を持つ二人が、どうして一緒に誰かへ寄り添うようになったのか。その始まりの物語です。

颯太と歩むみゆ、美月に見守られる沙織。それぞれの本編を知る方には、「あの二人は、こうして出会っていたんだ」と静かに嬉しくなる繋がりが描かれます。かつて誰かにもらった言葉が、次の誰かを照らす光になるまで。「恋ことば」ができるまでの、五つの物語をどうぞ。

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