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お盆の夜、スマホのタイムラインを開いたら、家族写真や帰省ごはんの投稿がずらっと並んでいた。そっと画面を閉じたくなった、そんな夜、ありませんか。
遠距離の彼と会えないまま迎えるお盆は、世間の「みんな一緒にいる」空気がいつもより鮮明に映えて、自分の孤独だけが浮き上がってくる気がしますよね。この記事では、その寂しさを彼に伝えるべきか迷ったとき、後悔しない言葉の選び方をいっしょに考えていきます。

お盆の夜にSNSを閉じたくなる、あの感覚、私も知ってる
お盆という季節は、不思議なくらい孤独を際立たせます。駅の帰省ラッシュ、バーベキューの写真、花火をいっしょに見た誰かの投稿。それを見るたびに、「自分だけ違う場所にいる」感覚がじわっと押し寄せてくる。
遠距離恋愛をしている人のほとんどが、お盆や年末年始に「特に寂しい」と感じると言われています。普段は割り切れていても、世間が「一緒にいること」を当たり前のように祝っているときだけは、その距離がひときわ重く感じられる。それは弱さじゃなくて、ちゃんと誰かを大切に思っている証拠だと、私は思っています。
― よくある場面 ―
彼から「お盆は実家に帰ってるよ〜」とLINEが来た。既読もつけたけど、何を返せばいいか分からない。「楽しんでね」と打ちかけて、なんか違うと思って消した。ほんとは「会いたい」って言いたいのに、それを送ったら空気が重くなりそうで、結局スタンプだけ送った夜。
あー、それ、すごく分かります。「会いたい」という一言が、なぜこんなに重く感じるんだろうって。でも、もしかして、寂しいというより「寂しいと思っている自分を見せることへの怖さ」の方が大きかったりしませんか?


「重く思われたくない」その遠慮、本当に必要?
寂しさを伝えることをためらう理由、よく聞きます。「依存してるって思われそう」「彼も実家で忙しいのに」「せっかく楽しんでるのに水を差したくない」。どれも、相手を思いやる気持ちから来ていて、それ自体はすごく優しい。
ただ、その遠慮が積み重なっていくと、少し怖いことが起きることがあります。
たとえば、こんな声をよく聞きます。
「我慢してるつもりだったのに、あるとき感情が爆発して、彼に八つ当たりみたいになってしまった」
伝えない選択は、問題を消すわけじゃなくて、先送りにするだけのことが多い。「平気だよ」という言葉を重ね続けた結果、彼が「うちの子は寂しがらない人だから大丈夫」と思い込んで、連絡の頻度が自然と減っていく、というすれ違いも起きがちです。
遠慮しすぎることは、やさしさではなくて、ふたりの間に小さな壁を作ることになる、というのが私の正直な感覚です。もちろん、感情をそのままぶつけることとは別の話で、伝え方がすべてを決めます。
伝え方しだいで「愛しい」に変わる、3つの言葉の選び方
寂しさを伝えることと、相手を追い詰めることはイコールじゃない。ポイントは、自分の気持ちを「情報」として届けることです。責めるでも懇願するでもなく、「今の私の状態」をそっと知らせる感じ。

① 「あなたのせい」ではなく「私はこう感じている」で伝える(Iメッセージ)
② 責める言葉ではなく、彼への思いやりを一言添える
③ 返信を急かさない余白を作る
① 「あなたのせい」より「私はこう感じている」で伝える
NG例とOK例を、LINEのやり取りで見てみます。
▼ NG例:責める言い方
「私は一人だけど」という一言、責めているつもりはないのに、受け取る側は謝るしかなくなってしまいます。彼も、どう返せばいいか分からなくて、会話が止まってしまいがち。
▼ OK例:Iメッセージ+思いやりで伝える
「寂しかった」という一言、「声が聞きたくなった」という一言は、責めではなくて自分の気持ちの開示です。彼も「謝るしかない」状況ではなくなるので、自然に動いてくれやすくなります。
② 彼への思いやりを一言添える
気持ちを伝えたあとに、彼の状況を気遣う言葉を一言置くだけで、メッセージの印象がぐっと変わります。「返信はゆっくりでいいよ」「実家、楽しんできてね」など、たった一文でいい。
そのひと言があると、「寂しいと言いつつ相手を縛っていない」という安心感が伝わります。遠距離のパートナーに多い傾向ですが、「寂しいと言われると申し訳なくて自由に動けなくなる」と感じる人は少なくない。その息苦しさを、先回りで解いてあげる言葉です。
③ 返信を急かさない余白を作る
お盆中の彼は、親族との時間の合間にスマホを見ているはず。即レスを期待しているようなメッセージは、気持ちがあっても相手を焦らせてしまうことがあります。
たとえばこんな一文を末尾に添えるだけで、受け取る側の気持ちがずいぶん楽になります。
- 「返信は落ち着いてからでいいよ」
- 「今は実家楽しんできてね、また話そう」
- 「返事はいつでも大丈夫だから」
もし送ったのに返信がしばらく来なくても、それは無視ではなくてタイミングの問題であることが多いです。半日〜1日は余裕を持って待ってみてください。それでも既読もつかない状態が続くなら、それはお盆の忙しさとは別の話かもしれないので、またゆっくり考えましょう。
寂しさを打ち明けた先に、ふたりの距離は縮まっていく
遠距離って、物理的な距離をゼロにすることはできません。でも、心の距離は言葉で縮められる。寂しいと伝えることで、「あなたのことを、ちゃんと思っている」というメッセージを届けられる。
正直に言うと、私も昔、気持ちを抱え込みすぎて「平気だよ」と言い続けたことがあります。そのうち彼には「この子は一人でも大丈夫な人」として映ってしまって、連絡の温度がじわじわ下がっていった。伝えなかったことで生まれたすれ違いを、後から取り戻すのはずっと大変でした。
沙織「重い」って思われるかな、と怖くて言えなかった気持ち、すごく分かります。でも、ちゃんと伝え方を選べば、寂しいという言葉はむしろ「好きだよ」と同じ意味になるんですよね。
お盆が終わっても、次はシルバーウィークが来て、年末が来て、遠距離の季節の節目はまた訪れます。そのたびに我慢を積み上げていくより、今夜ひとつ「寂しかったよ」と伝えてみることが、ふたりの関係を少しずつ育てていく。
会えない夜に
「寂しい」とだけ
送ってみたら
あなたから届いた
「俺もだよ」の四文字が
この夏いちばんの花火だった
言葉にしなければ、相手には届かない。でも言葉にしたから、届いた気持ちがある。遠距離のふたりを繋いでいるのは、結局そういう小さな正直さなんだと思います。あなたの「寂しかった」が、ちゃんと届きますように 🌙



よくある質問
Q. お盆に遠距離の彼が忙しそうなとき、寂しいと送っても大丈夫?
A. 送って大丈夫です。ただし「返信はゆっくりでいいよ」などの一言を添えて、急かさない余白を作るのがポイント。相手を気遣う言葉があると、気持ちが重くならず受け取りやすくなります。
Q. 寂しいと送ったのに彼からの返信がそっけない。どうすればいい?
A. お盆中は親族の時間が優先されがちで、返信が短くなることはよくあります。まずは半日〜1日様子を見て。それでも続くようなら、お盆が落ち着いてから「最近ちょっと寂しかった」と改めて話す機会を作るのがおすすめです。
Q. 遠距離で「会いたい」と伝えるのはわがままになりますか?
A. まったくわがままではありません。「会いたい」は相手を大切に思っているからこそ出る言葉です。責める言い方を避け、自分の気持ちとして素直に伝えれば、多くの場合は「俺も会いたい」と返ってきます。

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― 沙織(恋ことば)
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