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「一緒に住もう」そう言葉にした瞬間、胸がぽっとあたたかくなったでしょう。でもすぐに頭をよぎるのが、お金のこと。いくら必要なの?何から準備すればいいの?その不安、よくわかるわよ。
この記事では、同棲にかかる初期費用の項目と目安を一つひとつ丁寧に見ていきながら、二人でどう分担するかの考え方までお話しするわね。読み終わる頃には、漠然とした不安が、具体的な「やること」に変わっているはずよ。

「いくら必要なの?」その不安、あなただけじゃないわよ
同棲を始めるとき、初期費用の総額に驚く人はとても多いの。一般的に、二人暮らしの初期費用は家賃の6〜8か月分が目安と言われているわ。たとえば家賃が10万円なら、60万〜80万円ほど。そこに引っ越し代や家具・家電が加わると、100万円前後になることも珍しくないのよ。
「そんなに!」と思ったあなた、大丈夫。どこに何がかかるかが見えてくれば、怖くなくなるから。まずは一緒に、内訳を見てみましょうね。
すずおばあちゃんはね、若い頃に「お金の話をするのは無粋」なんて思っていたの。でもね、お金のことをちゃんと話せた二人の方が、ずっと長続きしていたわよ。


項目別に見てみましょう――何にいくらかかるか

部屋を借りるときにかかるお金
まず大きいのが、賃貸契約まわりの費用よ。敷金・礼金・仲介手数料・前家賃など、契約時にまとめて払うお金がいくつも重なるの。
- 敷金:家賃1〜2か月分(退去時に一部返ってくることも)
- 礼金:家賃1〜2か月分(返ってこないお金)
- 仲介手数料:家賃1か月分が目安
- 前家賃:入居月+翌月分で2か月分ほど
- 火災保険料:1〜2万円程度
合計すると、家賃の4〜6か月分がここだけでかかるわ。最近は「敷金・礼金ゼロ」の物件も増えているけれど、その分、退去時の費用が高くなるケースもあるから、契約書をよく読むことが大事よ。
引っ越し費用はどのくらい?
引っ越し代は、荷物の量・距離・時期によって大きく変わるの。繁忙期(3月・4月)は同じ距離でも2倍近くなることがあるわ。二人の荷物をまとめて運ぶ場合の目安はこのくらい。
- 近距離(同市内など):二人合計で5万〜10万円ほど
- 遠距離(県をまたぐなど):10万〜20万円以上になることも
- 引っ越し業者に頼まず、レンタカーで自力で運ぶと大幅に節約できるわ
繁忙期を避けるだけで、数万円変わることもあるの。時期に少し自由がある二人なら、ぜひ相談してみてね。
家具・家電はどう揃える?
同棲で意外と大きくなるのが、家具・家電の費用よ。どちらかが一人暮らしをしていたなら、冷蔵庫や洗濯機をそのまま使えることも多いわ。ゼロから揃える場合の目安はこのくらい。
- 冷蔵庫(二人用・200〜300L):3万〜8万円
- 洗濯機:3万〜6万円
- ベッド・寝具:3万〜10万円
- テレビ・電子レンジ・炊飯器:合計3万〜8万円
- カーテン・収納・照明など細々したもの:2万〜5万円
全部新品で揃えようとすると、あっという間に20万〜30万円を超えてしまうわ。「最初から完璧に揃えなくていい」というのが、おばあちゃんからの正直な気持ちよ。必要なものから少しずつ、が長続きするコツだと思うの。
初期費用の総まとめ目安:賃貸契約(家賃4〜6か月分)+引っ越し(5万〜20万円)+家具・家電(10万〜30万円)。二人合計で70万〜100万円前後を目安に考えておくと安心よ。どちらかが既存の家電を持ち込めるなら、もっと抑えられるわ。

お金の話は愛の話――二人で決める分担の考え方

費用の内訳がわかったら、次は「どう分けるか」ね。ここが、同棲で一番大事なところかもしれないわ。
よくある分け方は、大きく三つあるの。
すべての費用を二人でぴったり半分ずつ。シンプルでわかりやすいけれど、収入に差がある場合は一方の負担感が大きくなることもあるわ。
たとえば収入が6対4なら、費用も6対4で負担する方法。収入差がある二人には、心の余裕が生まれやすい考え方よ。
「家賃は○○が払う、食費は○○が出す」と役割を分ける方法。どちらが何を持つかが明確になって、もめにくいわ。ただし、どちらかの担当が急に変わる(仕事・収入の変化)と見直しが必要になるから、定期的に話し合うのが大事よ。
どの方法が「正解」というわけではないの。大切なのは、どちらかが「なんとなく損してる」と感じないこと。その感覚を放っておくと、お金の不満は少しずつ心の隅に積もっていくのよ。
初期費用については特に、こんな話し合いができるといいわね。
「今は私の方が少し余裕があるから、初期費用は多めに出す。毎月の生活費は半々にしよう」
こんなふうに、初期と毎月の負担を分けて考えると、現実に合った形が見つかりやすいわよ。最初の取り決めを「一生これで」と固く考えすぎないこと。半年ごとに「今の分担、無理してない?」と聞き合える関係の方が、ずっとうまくいくの。
お金のことを話せる二人は、きっと大丈夫
お金の話って、なんだか水を差すみたいで切り出しにくいわよね。でもね、おばあちゃんは長く生きてきて、こんなことを感じているの。
夫婦や長い付き合いのカップルを見ていると、「お金のことをちゃんと話し合えた二人」はとても強いの。反対に、どちらかが不満を飲み込み続けた関係は、愛情とは別のところでじわじわ揺らいでいくことがあるわ。
お金の話をするのは、信頼の話をすること。こんなふうに切り出してみるのはどうかしら。
「一緒に住むのが楽しみで。費用のこと、二人で確認しておきたいんだけど、少し時間もらえる?」
こう言われたら、きちんと向き合ってくれる人なら「いいよ」と言ってくれるはず。もしこの一言に「なんでそんな話するの」と嫌な顔をする相手なら、それはそれで大切なことがわかるわ。
お金の不安を一人で抱えたまま同棲をスタートさせないでね。二人で数字を並べて、「こうしよう」と決めていく過程そのものが、もう一緒に生きていく練習なのよ。
あらあら、難しく考えすぎなくていいの。まずは「何にいくらかかりそうか」を紙に書き出して、相手に見せてみる。それだけで十分な一歩よ。
すず「二人でお金を話し合える」って、実はとても素敵なことなのよ。それができる二人は、きっと一緒に暮らしていけるわ。
家賃を払いながらコーヒーを二人で淹れる朝。その当たり前の日々は、こういう地味な準備の上に立っているのよ。焦らなくていい。一つずつ、ゆっくりね。



よくある質問
Q. 同棲の初期費用は二人でいくら貯めておけばいい?
A. 目安は70万〜100万円前後です。家賃・物件の条件・既存の家具があるかによって大きく変わるため、まずは気になる物件の家賃をもとに「家賃×6か月+引っ越し代+家電代」で概算を出してみましょう。
Q. 同棲の費用分担、どう決めればもめない?
A. 「どちらかが損している」と感じないことが一番大事です。収入に差がある場合は割合で分担する方法が不満になりにくいわ。最初の決め方より、半年ごとに「今の状況に合ってるか」話し合える習慣を作ることが長続きのコツです。
Q. 同棲の初期費用、節約するならどこから?
A. 引っ越し時期を繁忙期(3〜4月)から外す、どちらかの家電をそのまま使う、家具はすぐ全部揃えずに必要なものから少しずつ買い足す、の3つで大幅に抑えられることが多いですよ。

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― 沙織(恋ことば)


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